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2022.02.18

医学研究院臨床検査医学分野 康 東天教授 最終講義



康 東天教授
 
  去る2022年1月19日、九州大学病院臨床大講堂にて、医学研究院・臨床検査医学分野 康東天教授の最終講義(ハイブリッド)が行われました。最終講義のタイトルは「臨床検査とミトコンドリアと」で、康東天教授の九州大学でのこれまでの研究・臨床での足跡と日本の医学・臨床検査医学への貢献に関して、講演いただきました。
  
  最終講演では、九州大学医学部(1982年卒)の在学中よりスタートした「ミトコンドリア」の基礎研究について、九州大学医学研究院の研究者ならびに生体防御医学研究所の共同研究者のエピソードなども含めて多数の研究成果を発表されました。
また、九州大学病院・検査部長としては、「ミトコンドリア病の新たな検査法の開発」・「うつ病の重症度を判別する血中代謝物を同定」など、臨床研究でのこれまでの成果について発表されました。
現在国内で用いられている「共用基準範囲」・「臨床検査項目コードJLAC」の策定から今後に関して、康東天教授が推進してきた足跡も講演頂きました。

  最後に、病院・検査部、医学部・保健学科・検査技術科学専攻、医学部・柔道部、歯学部・小児口腔医学などから感謝の花束贈呈と記念写真の撮影を行いました。ご来場並びにWEBでご視聴頂いた皆様、誠にありがとうございました。今後とも九州大学大学院医学研究院臨床検査医学分野と九州大学病院検査部をよろしくお願い申し上げます。

文責:後藤 和人 (検査部 助教)
 
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