2025.12.02
第117回 篤志者慰霊祭を執り行いました

医・歯学部生による献灯・献花

会場の様子
2026(令和7)年11月22日(土)にユウベル積善社福岡斎場(福岡市中央区古小烏町)にて、九州大学医学部・歯学部篤志者慰霊祭を無宗教の形式で執り行いました。篤志者慰霊祭は、医歯学の教育と研究のためにご献体をいただいた尊い御霊に感謝を捧げ、御霊が安らかであることをお祈りするもので、明治38年に萬行寺ではじめて執り行われ、本年で第117回目を数えます。例年、医・歯学部の学生がスタッフとして準備と運営に尽力しています。本年度は医学部から12名、歯学部から5名が参加しました。
ご来賓、ご遺族や関係者、ならびに本学教員や学生を含む約350人が参列しました。
はじめに医、歯学部の学生代表の献灯(医学部 轟木 豪人さん・歯学部 勝田 隼人さん)と献花 (医学部 八波 りおさん・歯学部 田野 優月さん) が行われ、開式の辞の後、過去1年間の篤志献体者の芳名簿が、教員を代表して医学部解剖学担当の神野尚三教授より祭壇に奉納され、参列者全員で黙祷を行いました。続いて、須藤 信行医学部長、西村 英紀歯学部長、林 純白菊会理事長が追悼の辞を述べ、医・歯学部の学生を代表して、医学部 梶山 翔吾さんが慰霊のことばを述べました。
その後、本学の男声合唱団コールアカデミーが鎮魂歌2曲の奉唱を行いました。1曲目の『薔薇ノ木ニ薔薇ノ花サク』は、北原白秋の詩集「白金の独楽」に収められている詩で、「薔薇の木に 薔薇の花咲く 何事の不思議なけれど」という詩に、命が生まれ・受け継がれていくことの神秘や感動が込められています。2曲目には『ヒポクラテスの歌』が奉唱されました。ヒポクラテスはギリシア時代の医師で医学の神様とされており、命を尊び、医学への畏敬の念や、医学を信じ、それに従うことの厳粛な決意を詠っています。2曲ともコールアカデミーの前常任指揮者であり、自らもご献体をなさった、故 藤井凡大先生の作曲です。
最後に須藤 信行医学部長がお礼のことばを述べた後、全員が献花を行い、しめやかなうちに式を終えました。慰霊とご遺族への限りない感謝の気持ちにあふれ、厳かであたたかな篤志者慰霊祭となりました。

芳名簿奉納 神野教授(医学部)

追悼の辞 須藤医学部長

鎮魂歌の奉唱
