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2024年01月のイベント

セミナー

生体防御医学研究所 腫瘍防御学分野主催 セミナー(4th Fukuoka RNA commons)

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  • 2024年 1月 31日(水)16:30〜17:30
  • 病院地区キャンパス内 総合研究棟1F-101号室

[対象]九州大学教職員・医療従事者・学生

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内容・問合せ先

生体防御医学研究所 腫瘍防御学分野主催のセミナーのお知らせです。
2024年1月31日(水)に国立がん研究センター研究所の小林祥久先生をお招きして、
第4回 Fukuoka RNA commonsセミナーを開催いたします。
小林祥久先生は、肺がんにおける薬剤耐性研究の最前線でご活躍されています。
本セミナーは、KRAS遺伝子変異による発がん機構とRNAスプライシングの意外な関係に関するお話を拝聴する絶好の機会です。
みなさまのご参加を心よりお待ちしています。
学生さんにも、ぜひお声かけください。

◆演 題: 「ゲノム編集細胞によるRAS遺伝子のスプライシングの 弱点発見とがん治療への応用」
◆演 者: 小林 祥久 研究員
     国立がん研究センター研究所 分子病理分野
          https://atlas.ncc.go.jp/member_search/951
◆発表言語:日本語
◆要 旨:日本人の5人に1人が癌で亡くなります。様々な癌治療薬が目覚ましく開発されてきましたが、癌はあらゆる治療に対して薬剤耐性を獲得して次第に効かなくなることが問題です。肺癌がチロシンキナーゼ阻害剤に耐性を獲得する興味深い機序の一つに、新たな発がんドライバー遺伝子異常の獲得があります。CRISPRゲノム編集で薬剤耐性細胞モデルを構築することで、アミノ酸を変化させないため無視されがちなサイレント変異が予想外にKRAS Q61K変異の発がん性に必須であることを見つけ、最多の発がん遺伝子ファミリーRASのスプライシングに関する弱点の発見と核酸医薬による新規癌治療法の提唱へと繋がりました。現在進行中のプロジェクトについても発表させて頂きます。

◆開催日時:2024年 1月 31日(水)16:30〜17:30
◆開催場所:病院地区キャンパス内 総合研究棟1F-101号室

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◆連絡先:生体防御医学研究所 腫瘍防御学分野 
     野島 孝之 TEL:092-642-6295
     nojimalab-s(a)bioreg.kyushu-u.ac.jp(代:岩井)
     ※(a)を@に置き換えてメールを送信してください。

◆備 考:オンサイトのみの開催となります。
         大変お手数をおかけいたしますが、ご来聴希望の方は添付チラシのQRコードまたは
    こちらのフォームより参加受付をお願い致します。
    https://forms.gle/u7VbSTP2BuWobPXu6
    事前の参加受付なしで当日参加していただくことも可能ですが、席数に限りがございますので
    人数把握のため事前受付をお願いしております。
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