2013.07.19
法医学分野 池田教授 日本法医学会理事長に就任
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日本法医学会はあらゆる司法医学の研究を目的として設立された国政医学会(のちに国家医学会)を前身とし、1914年に東京帝国大学に創設された、会員数約1400 人(平成25年4月現在)の学会です。1982年の日本法医学会教育委員会報告によれば、「法医学とは医学的解明助言を必要とする法律上の案件、事項について、科学的で公正な医学的判断を下すことによって、個人の基本的人権の擁護、社会の安全、福祉の維持に寄与することを目的とする医学である。」と定義されています。法医学では一般に知られている異状死体の解剖のみならず、生体や物体の鑑定も行っており、犯罪死体を含む死因不明死体の死因究明や生体の創傷の鑑定、骨や身体部分の鑑定等を行っています。法医診断には臨床医学のみならず解剖学・病理学・血清学(DNA)・中毒学・画像診断等の広い分野の知識・技術が欠かせませんが、これらの研究分野は現在著しい発展を遂げ、鑑定レベルの更なる向上が期待されます。一方、日本の死因究明制度は諸外国に比し未成熟で、問題山積と言っても過言ではありません。今後、日本型の死因究明制度の確立が急務であり、池田教授の手腕が期待されます。
■ 関連ウェブサイト 特定非営利活動法人日本法医学会

